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綿入れの野良着?



今年の二月くらいに町田骨董市で1000円で買ったもじり袖の野良着(?) 表地が古い紬でとても味があり、それに惚れて購入したが結局出番のないままシーズンオフに。今日、虫干しもかねて手洗いしてみた。裏地の木綿はかなり弱っていて、生乾きの時に目立たない箇所を縦方向に裂いてみるとビリッと紙のように破けてしまった。
手持ちの古い着物が弱っているかどうか確かめるには襟先をほどいて軽くぬらし、縦方向に引っ張るといいらしい。ビリッと簡単に破けるようなら、イコール洗い張りに耐えられない――布としての寿命が尽きたということ。表地は全然大丈夫だったので、そのうちバラして紬の角帯でも仕立ててもらおうかと検討中。

しかしそういう糸の性(しょう)の弱った古手の木綿も、明治に入っても綿が普及していなかった東北地方の農民たちにとっては宝石のような貴重品だった。布団代わりの夜着や作業着に何重にも木綿の切れをあてて数代に渡って使うのは当然のことだったという。余った切れは細かく裂いて横糸にし、太い麻(ラミーではなくヘンプの方。戦後、大麻取締法が施行されるまでは農家では自家用に大麻を栽培していた)を縦糸にして裂織という布を織った。
着物がらみで江戸時代は庶民は絹の着用が禁じられたという話はよく知られているが、東北では庶民の綿の着用すら贅沢だと禁じられた話はあまり知られていないだろう――って私も今日図書館から借りてきた「みちのくの古布の世界」(田中忠三郎 河出書房新社)読んで初めて知った。
考えてみれば、現在の一般的な着物文化ってのは都市生活を営んでいた町人の生活しかベースとして反映されていないんだよね。江戸時代ってほとんどが農民だった訳だから、着物の真の源流を探るにはソフィスティケートされた町人文化だけに注目するのは片手落ちで、土臭く寡黙な農民文化こそもっとクローズアップされる必要があるんじゃないかと最近考えていたりする。



録り貯めていた「べるぜバブ」一気に視聴中。邦枝葵(CV豊崎愛生)ちゃんが可愛過ぎて生きてるのがつらい。というか「スフィアクラブ」今日だよね。何でわざわざTVKのアニメマラソンの時間に嫌らしくかぶせてくるかなあ。
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テーマ : 着物・和風小物
ジャンル : ファッション・ブランド

ヤフオクで落札

信じられないくらい安価(三桁!)で落札。戦前のお品を出品者さんのお祖父様が大事に保管してらっしゃったものとのこと。てゆ~か、ある意味今以上に着物にジャブジャブ金使う家庭が限られていたであろう戦前にこれだけのものを揃えるってなかなかの着道楽だなあ。サイズは昔の着物にしてはかなり大きめとのことだから全部仕立て直さなきゃだろうけど、裄が出なくて困るってのはなさそう(それを見越して落札した訳だが)
同じ出品者さんの出してる角袖コートとアンサンブルにも入札してるので、全部まとめて取りに伺う予定。追って報告します。どんな着物に出会えるのか楽しみだなあ。




テーマ : 着物・和風小物
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能登上布

そういや、先月頭に町田骨董市で買った能登上布の写真うpしてませんでしたね。

これ、何絣って言うんだろうか? 情報求む。

麻は皺になるからと敬遠する人がいるが、夏の着物としてはこれほど快適なものはないと思う。自宅で洗えてすぐ乾くし、皺は着物ハンガー吊して霧吹きすりゃ自然と延びるのでアイロン掛けの必要もなし。


上布に合わせて着るのにネットオークションで落とした麻の半襦袢。全部込みで2500円くらいで済んだ。本当は袴下だが裄がかなり短いので十二分に代用可能。というか、市販の半襦袢より丈が長くてよっぽど使い勝手がいい。そのうち麻絽の半衿を付けてやりたい。カジュアルで白ってのは私は抵抗があるので。だから足袋も黒足袋と色足袋しか持ってないのよね。

ちゃんと袖の付け根に補強用の力布が……って判りにくいな、おい。撮り方下手で済みません。


テーマ : 着物・和風小物
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「ゆるゆり」ノススメ

新クールの始まりということで、大抵のアニオタは片っ端から1話観てどれを切ってどれを残すか吟味している時期だと思うが、私は面白い面白くない関わらず時間の許す限り何でも観る主義なので、ネット上の評判には全然頓着しなかったりするし、面倒なので事前リサーチも殆どしない。そんな暇あったら一本でもアニメ観るか一冊でも本読んでまっせ。
今期、幾原監督の「輪るピングドラム」と金子監督の「魔乳秘剣帖」は別格として、思わぬ伏兵だったのは百合コミック誌の連載が原作の「ゆるゆり」だった。監督・太田雅彦、シリーズ構成あおしまたかし。「夜明け前より瑠璃色な」「みなみけ一期」「みつどもえ一、二期」とギャグ作品ではお馴染みのコンビですな……って最初は違う気もするが。「みつどもえ」キャラクターデザインの大隈孝晴氏は今回は副監督。
何がいいかってカット割りのテンポがいい。そしてレイアウトが凝っている。
例えば、このシーンから、

一旦カメラが回転しながら引いて、

ぐる~っと回り込みながらまた寄っていく。

ここまでワンカットなのに痺れる。こういうカメラワーク大好き。









いいねえ、いいねえ。実に画面に味がある。上から三番目、こういうパースの付け方は珍しい。レイアウト監修で大隈さんが入ってるから、こんな画面づくりがバンバン出来るんだろう。



追記 今更「戦場のヴァルキュリア」観てるが、2クール目の梅津OP、麻里奈ヴォイス、大塚親子共演くらいしか見所なし。ってか、桑島さんまた死ぬのか……(まだそこまで観てないけど) 戦争物には付き物の厭戦メッセージ(まあ、ぶっちゃけ制作者のエクスキューズだよね)の挟み方があまりに見え透いていて萎える。無論戦争を手放しで賛美されても困るが、10話くらいの雪山で遭難した回でヒロインが敵の脱走兵に「あなたが悪いんじゃない、戦争が悪いのよ」と高説を垂れるのは何とかならなかったのだろうか。下手な脚本ほどテーマを登場人物に語らせる。




テーマ : アニメ・感想
ジャンル : アニメ・コミック

今日、リサイクルショップで

先月の一日、町田の骨董市で麻専門にやってるおっちゃんから濃紺の絣の能登上布を13000円で買った。何じゃそりゃって方のために一応説明しとくと麻の平織りの着物で、戦前は夏の普段着として愛用されていたが、戦後はそれまで百軒以上あった織元がどんどん廃業していき、今では一軒の織元でしか織られてないという代物だ。今普通に買うとモノによって異なるが安く買っても20万くらいはするだろう。
今月の一日はそれ着ておっちゃんのところに挨拶に行き、更に高い宮古上布、越後上布はたまた芭蕉布(どれも今誂えようと思ったら目の玉が飛び出る値段だ)を触らせてもらい貴重な勉強をさせてもらった。麻の話をすると途端にイキイキしだす面白いおっちゃんだ。他にもシャツ職人にリメイクさせたシャツも売っている。毎月一日は町田に来ているので、興味持った人は是非チェックして頂きたい。おっちゃんが今あるのをもっと売っていのを仕入れたいと言ってたので。

とまあ、ここまでは知り合いの宣伝で――今日は能登上布を着てチャリにまたがり、近所のリサイクルショップを冷やかしに行った。店の角にある着物売り場には昭和三~四十代に流行ったウールのアンサンブルがやたら吊り下げてあったが、このクソ暑いのにさばけるわけもなく、来るたびに在庫だけが増えていっている。
売り場の前で六十くらいのおっさんがしげしげとアンサンブルの束を眺めていたのだが、「正絹の着物どれ?」と声をかけてきた。どうやら私を店員と勘違いしたらしい(笑)
誤解を解き、正月とかに着たいと言ったので前から密かに目を付けていたいい風合いの青緑の紬のアンサンブル+モスリンの長襦袢6000円を勧めて試着させた。聞けば奥さんが着物好きで、おっさんもずいぶん昔に100万くらいで大島紬のアンサンブルを買ったけどタンスの肥やしになってるらしい。それ着なよ! と思ったがやはり百万の着物を普段着に着るのは抵抗があるのだろう。
手入れなどは奥さんに聴きゃ判るだろうと思ったので詳しくは説明しなかった。おっさんは今日は手持ちがないとのことだったので、「早めに押さえといた方がいいですよ」とアドバイスして別れた。
これをきっかけに着物の良さに目覚めてくれれば御の字なのだが。

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花魁浴衣……だと。

あ~済みません、今日は毒舌吐かせてもらいます。

ついさっき知ったのだが、去年くらいからの流行りで「浴衣を花魁風に着る」というのがあるらしい。目の汚れなんで画像は張りません。適当にググられたし。要は肩をほとんど露出して帯を前に回すという着方。
帯の結び目を前に持ってくるというのは、当時の風俗画を見れば判るが江戸時代の女性は普通にしていた。余談だが、昔の江戸っ子が半纏帯を締める時は神田結びの結び目を前に持ってきてたらしい。
でもさあ……着物を着慣れてない素人が安易に粋筋の着方真似てどうすんのさ。何だろな、この腹の底からこみ上げてくるイライラ感。「まどか」とか「あの花」とか「IS」とか「AB」とか「けいおん」とかしか観ない奴が「俺ってアニオタだからさ」としたり顔で抜かすのを小耳に挟んだ感じと似てる。

私は「浴衣だって立派な夏の着物なんだから昼でも夜でも自由に着なさいよ、てゆーかぶっちゃけ木綿の単とどうちがうのよ」という立場。こういうこと言うと「元はバスローブだから昼着るのは云々」というオバハンがいるが、こちとら毎日着物着てんだよ! 浴衣着ないで何を着る? というか、江戸時代の庶民にとっちゃ立派な外出着だったんだよ! 本当にただのバスローブだったら、染めの職人が長板中形なんて超絶技巧で技術を競ったりしないだろ!
ああ、話が脱線した……でもさあ、いくら私が「自由に着なさいよ」って主義でも、それまでの着物文化の流れを一切無視した「花魁浴衣」なんて突然変異のキメラみたいな代物はさすがに容認出来ない。てゆーか、江戸時代のリアル花魁があれを目の当たりにしたら「あの妙ちきりんな着方は何でありんす?(CV小清水亜美)」と眉ひそめると思うのだが。



愚痴で終わるのも何なんで、アニメの話で締めますかね。「俺たちに翼はない」全話観たんですが、脳がアドレナリンでゆだっちゃうくらい面白かったです。もう一巻発売されて売上出ましたが……「まどか」に比して1/50の売上ってのはあまりに不憫なんで観てあげて下さい。正直、なぜもっと話題にならなかったのか不思議でならないくらい尖ってる作品です。

テーマ : 着物・和風小物
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Author:中ぴ連会長
阿澄佳奈さんと井上麻里奈さんが好きです、でも高垣彩陽さんはも~っと好きです。
リンク先の商業サイトは自分の馴染みの店中心に厳選。

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